GAMEバンドさんの3rdコンサートのレポ ートです。
1部.
奏者は全員コスプレ.
なんかニュース番組みたいな演出で,司会のキャスターと現地レポータのやり取りみたいなのがありぃので曲が始まります.
で,演奏中にも,指揮者のうしろで全身タイツの人でてきたり,コスプレした人がでてきたり,ゲームのキャラクターなどの大道具小道具が飛び交うという.
全身タイツの人は5名くらいいて,演奏中なので声はださずに身振りと顔の表情だけでいろいろ表現していて,その表現が非常に上手かった.
だんだん異空間にいるような気分になって,自分の目の当たりにしている光景が信じられなくなってたりもしました.
今回こういう演出が非常に多かったのですが,自分はもとネタが半分以上分からなかったですが,それでも結構楽しめました.
観客を巻き込んでのリズムゲーム的な演出もあって,最近のゲーム音楽演奏会ではこういうの定番化してきて,良いと思います.
曲について印象に残ったものについて書きます.
・GRANDIA(グランディア)
ゲーム未プレイなので予習していきました.たしかOPをやるって分かっていたので,それだけ聴いておきました.
これは王道のワクワクする曲でして,予習の時点で好きになりました.
生演奏できくと,やっぱり迫力がでてより良かったと思います.
・ポポロクロイス物語
ゲーム未プレイの為こちらも予習していきました.予習の成果もあり,楽しめました.
原曲が結構とっつきやすいメロディーなので良いですね.
・極上パロディウス.このゲームはグラディウスというシューティングゲームのパロディーらしいです.
もともとゲーム中に使用されている曲が,クラシックオケ曲のアレンジが多いらしく,今回の演奏会にいってからものすごく気になっているゲームです.
何曲演奏されたのかちゃんと覚えてないのですが,
ドヴォルザークの新世界第4楽章と星条旗よ永遠なれ,が演奏されました.
とくに新世界の方はバンドっぽい曲にアレンジされていてカッコよかったのです.
・聖剣伝説2
ゲームプレイ済.というか今回の演奏会でプレイしたことのあるゲームこれだけだわw
一曲ずつ曲名を紹介して演奏という形ではなかったので,曲名がもしかしたら間違ってるかもですが,
おなじみの「危機」では,主人公と一番初めのボスの熱い戦いが,指揮者の後ろで繰り広げられたのですが,
このシーンが面白すぎて笑い死にするかと思いました.
カマキリみたいなボスの真似をしている人が,右手を振りながら横にカニ歩きをしているのを想像していただけたらと思います.
そして,とくに印象にのこっているのが「浄夜」.この曲はものすごく静かな曲であまり他の演奏会では演奏されていないです.
たしか激しめの曲のあとにすぐこの曲に入ったのですが,その切替が見事だったのと,
原曲の雰囲気を壊さずに良いアレンジで,泣きかけました.なんか感動で動けなくなってました.
あと,商人の踊りも再現してくれてうれしかったです.
そして最後はED「最後から二番目の真実」
原曲はバンド曲っぽい曲なので,あまり吹奏楽やオケでは演奏しにくい曲で,他でもあまりやられてない気がします.聴けてよかった.
ベースギターが入ってたのですが,その方がライトハンドタッピングを駆使した演奏をしているのに気付きテンションが上がりました.
珍しいもの見れて良かった.
てな感じで1部終了
2部
1部とは打って変わっての真面目路線.奏者は全員正装で,指揮者の後ろでの小ネタもなし.
ワイルドアームズと,タクティクスオウガが演奏されました.
ワイルドアームズは一つメインテーマのメロディがあるので,結構とっつきやすかった.
去年のPRESS STARTで演奏されたのでその時から知ってるしね.
タクティクスオウガは重厚な響きで迫力のある演奏.
たしか1~3楽章みたいな感じで演奏されました.
ただ,自分の予習がすくなかったのか,今一つワイルドアームズのようなメインのメロディーがわからなくてとっつきにくというか,
ここが聴かせどころというのが分からなかった.全体的に曲調の変化が少なかったような気がするなぁと.
二楽章あたりにもうちょっと雰囲気が違う曲が欲しかったなぁ
もともとのゲームの曲がそういう重厚系の曲が多いのでしょうけど.
人気もあるタイトルらしいので,原曲知ってる人やプレイした人は楽しめたのではないでしょうか.
そんな感じで終了です.
演奏会後は,奏者さんは再び1部のコスプレに着替えてロビーに再登場という,気のきいたことをしてくださりました.
自分はカメラもっていかなかったのですが,そこらじゅうコスプレ大会会場&撮影会てな具合でした.
演奏もやって演出もやるという,すごい人達だなぁと.レベル高かったです.
大人が本気で遊ぶとこういうことになるんだなぁと思った演奏会でした.
次回も行きたいなー
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