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まっはの音楽室

コンサートやライブの感想、 CDのレビューなんかをゆる~く書きます。

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Sailing to the World Piano Score(光田康典×浜渦正志)

Sailing to the Worldのピアノアレンジバージョン
(ピアノ譜として発売されており、模範演奏を収録したCDがついてきます。)



浜渦正志さんがアレンジ
曲順は元のアルバムと同じです。
1. The Door
2. Sailing to the World
3. Melody of Aqua
4. Rhythm of Red
5. Path to Enlightenment
6. Confrontation
7. Melody-go-Round
8. Point of No Return
9. Hope
10. Reincarnation

――――――
1.不気味さが増している感じがします。
2.原曲より少しおとなしくなって、美しさが際立った感じがします。このアレンジバージョンが発売された季節が春だったと思うのですが、
そのせいかこの曲を聴くと春のイメージがします。
3.原曲のイントロがアウトロになっているという、憎い演出です。
4.原曲は激しい情熱を思わせる曲でしたが、このアレンジでは、なにかもう少し冷静で力強い意志を感じる。
7.回ります。回ります。回ります。
9.ほぼ原曲そのままピアノで弾いた感じ。癒されます。
10.和音の美しさがもう! 

全体的に、ピアノアレンジになって曲がシンプルになっていますが、その分和音の美しさや、
ピアノらしい技巧の美しさが際立った作品になってます。

原曲のほうのCDを持っている方にはもちろんオススメです。
そのほかピアノを弾く人や、イージーリスニング系が好きな人には良いと思います!
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Sailing to the World (光田康典)



1. The Door
2. Sailing to the World
3. Melody of Aqua
4. Rhythm of Red
5. Path to Enlightenment
6. Confrontation
7. Melody-go-Round
8. Point of No Return
9. Hope
10. Reincarnation

台湾で発売されたゲーム『The Seventh Seal~第七封印~』用に、光田さんが作曲した10曲を収録したミニ・アルバム。

2曲目と10曲目はヴォーカル曲。ヴォーカルは小峰公子さん。
ギターは吉良知彦さん。バイオリンは壷井彰久さんというすごいメンツですね。

光田さんの公式Flashがこちらから見れます↓
http://www.procyon-studio.com/sleighbells/flash_stw.html

――
1曲目 The Door 物語の始まり。嵐の前の静けさというか、すこし不気味な感じもある。ドアの向こうにはどんな世界が広がっているのでしょうか
2曲目 Sailing to the World 1曲目の不気味感からの2曲目でガラっと雰囲気が変わるのがとっても良い。アジアの広い海へ航海~ 造語ヴォーカルの異国感。ノリの良い曲!

3曲目 Melody of Aqua 海から直接小舟で入っていける洞窟。ゆったり
4曲目 Rhythm of Red 洞窟を抜けたらそこはスペインだった! 情熱の赤。赤のリズム 激しく踊ります。
5曲目 Path to Enlightenment 不気味な森へ入っていきます。
6曲目 Confrontation まさに対決です。
7曲目 Melody-go-Round 2曲目のSailing to the Worldのヴォーカル無しアレンジヴァージョン。癒されます。
8曲目 Point of No Return オルガンの響きが教会っぽさを出してますが、そこから異次元へ。
9曲目 Hope 10曲目のヴォーカル無しアレンジバージョン。メロディーが美しいです。
光田さんのゲームでは、終盤でエンディング曲のインストバージョンが良くでてくるので、(クロノクロスの回想~消せない想い~ とか)
そのイメージですね。

10曲目 Reincarnation ヴォーカルはまた造語です。小峰さんの声は、それほど高い声ではなく中声くらいでしょうか。
力強さがあって、とっても曲の雰囲気に合っています。

全体的に、アイリッシュ系とはまた違う民族音楽感が濃くでたアルバムです。アジア~アフリカとかの楽器やリズムも入っている感じですね。
アルバム名どおり、世界を旅しているといった感じです。
光田さんのCDはゲームのサウンドトラックが多いので、そういう場合曲数も多くなってしまって、
全体のまとまりが無くなりがちなのですが、このアルバムは曲数の少なさのためか良くまとまっている印象です。光田さん好きにはもちろんお勧めです。他には民族音楽系が好きなひとはオススメかと思います。

それと、このアルバム、浜渦正志さんがピアノアレンジをした、ピアノスコアが発売されてます。
しかも模範演奏のCDつきで、これがまた素晴らしいです。また後日とりあげます。

縁[えにし] (hatao)

縁[えにし] (hatao)


とりあえず、PVをどうぞ。


1. いぶき
2. かわいいキャサリン
3. 縁 -enishi-
4. Coolin
5. 二つの小径
6. Ivory Horo
7. Karma
8. そして振り出しに戻る
9. ちゅうちゅう奥さんのポルカ
10. The Way East
11. Pale Insanity
12. もみじ

----------
アイリッシュフルート奏者hataoさんのアルバム。
2曲目はカナダの、4曲目はアイルランドのトラディショナル。
12曲目はみなさん御存知の「もみじ」です。
それ以外はhataoさんのオリジナル曲。

編成はhataoさんのフルートやティンホイッスルに加え、
シャナヒーでピアノ担当の上原奈未さんや、フィドラーの大森ヒデノリ氏、ドレクスキップの皆様、
他にも様々なアコースティック楽器担当のゲスト奏者がいらっしゃいます。
このアルバム自体、hataoさんと縁のあった方々によって作られているのです。

紙ジャケ仕様、ライナーノーツの中の写真もステキなアルバムです。

----------

1曲目 「いぶき」 自然を感じる曲です。自然の生命力、まさに"いぶき" 美しい曲です。

3曲目 「縁縁 -enishi-」 人の縁とは不思議なもので、それを回想させてくれる曲です。そしてまた前へ進まねばならないのです。



4曲目 「Coolin」 
美しいスローエアーのCoolinで始まり、ジグ、リール、ラントへと次々とつながっていく曲。
そしてティンホイッスルのソロでの超絶循環奏法に感服。

*アイルランドのゆったりとした曲を総称して、スローエアーといいます。
*アイルランドの6/8の舞曲をジグ
*アイルランドの2/2の舞曲をリール
*イングランド、スコットランドの4/4の舞曲


6曲目 「Ivory Horo」 ブルガリアの変拍子ダンス曲をイメージして作曲されたらしいのですが、
拍子が難しすぎて踊れません。変拍子好きにはたまらん曲です。プログレですなぁ。アイリッシュプログレ。そんなのないかもだけど、
今作ったのでアイリッシュプログレですこれは!

8曲目 「Karma」 カルマってどういう意味なんでしょうかね? シタールが入ってるので、ちょっとインドっぽいです。
アイリッシュフルート+シタール+スパニッシュギター+ウッドベース
これは地球に実在しない国の音楽。別世界の伝統音楽。瞑想したくなる曲です。

10曲目 「The way East」 エレクトリックなサウンドが入ってます。
6曲目がプログレなら、これはアイリッシュエレクトロニカでしょう。

11曲目 「Pale Insanity」 テンポチェンジからが最高にかっちょいい。

12曲目 「もみじ」アレンジがすばらしい、癒し曲

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とくにアイリッシュの伝統音楽ばかりが収録されているわけではないので、そういう感覚で購入されると良くないかもですね。
hataoさんがアイリッシュなどの伝統音楽を新しく御自身の世界で再構築したようなアルバムですね。

YOU ARE GOLD (住出勝則 Masa Sumide)

YOU ARE GOLD (住出勝則 Masa Sumide)


1 Out Of The Blue
2 50 / 50
3 Night Groove
4 You Are Gold
5 Between A Rock & A Hard Place
6 When Jazz Meets The Blues
7 Green Tea For Two
8 That Feeling Of Love
9 Mirage
10 Disco Queen
11 I Will Always Remember
12 Satori
13 Reason To Hope
14 More Than A Dream Come True
15 Say No More


住出さんはこのジャンルのソロギタリストとしてはかなり変わった経歴をお持ちで、
昔はシグナルというバンドでデビューしてたり、その後オーストラリアに住んでたり、
英語の本を出版してたりという、いろいろ凄い人です。(でも会ってみると普通の大阪のおっちゃんって感じですw)
しかも最近はほぼ1年に1枚アルバムをだすという、超ハイスピードで作曲してますので、
CDを買ってじっくり聴く時間とお金がリスナー側にないというw

そんな住出さんの曲はどれも非常に独創的です。
わかりやすくいうと、ちょっと頑固系の店長が作ってるこってり濃厚ラーメンって感じです。

住出さんの8thアルバム、YOU ARE GOLD
独特のリズム感とグルーブ感、そしてコードセンスがばんばん伝わってくるアルバムです。


1曲目 Out Of The Blue
ハイセンスな曲です。
これから何か始まるぞ!って感じがしますね。ドキドキとワクワクでいっぱいです。
そんなノリが良い一曲

7曲目 Green Tea For Two 
住出流の「午後のひととき」ってこんな感じやでって曲です。ええねぇ。お茶を味わうようにコードを味わいます。
Tea For Two という有名な曲があったと思いますが、それへのオマージュでGreen Tea For Twoという曲名、住出さんらしいですよね。

8曲目 That Feeling Of Love
メロディ、リズム、曲の展開、どれも住出さんの個性のかたまりみたいな曲です。


11曲目 I Will Always Remember グルーブだけじゃないんだぜと言わんばかりのスローバラード。せつないメロディ

12曲目 Satori 住出さんの代表曲です。あつい。ライブで聴いたときは凄く鳥肌が立ちました。



14曲目 More Than A Dream Come True
こういう曲のコードの使い方がほんと良いんですよね。夢の中、夢以上?


15曲目 Say No More
特殊技法を用いながらの、美しくさわやかな曲。感動します。

アメリカ (村治奏一)



曲リスト
1. リオの散歩道
2. ダンサ・ブラジレイラ
3. 雲
4. ブラジル風バッハNo.5
5. プティン・オン・ザ・リッツ
6. 魅惑の瞳
7. ラメントス・ド・モロ
8. 愛の国シラキュース
9. オール・オブ・ミー
10. シャル・ウィ・ダンス?
11. ワルツの歌
12. バーデン・ジャズ組曲 1.シンプリシタス
13. バーデン・ジャズ組曲 2.子守歌
14. バーデン・ジャズ組曲 3.ロンド・ア・ラ・サンバ
15. リトル・ガール・ブルー
16. A列車で行こう

---------
1曲目から爽やかなナンバーですね。雨上がり、オシャレきめてリオデジャネイロの街を行くってなイメージですかね。

2曲目 躍動感はあるけど短調の曲。哀しい踊り。

3曲目 雲。ちょっとどんよりした感じで、うっとうしいけど、ときどき晴れ間も見える。そんな雲。とりとめなく漂う~

4曲目 後半の展開部、感情の高まりを感じますね。ブラジル風バッハNo.5の原曲はチェロとソプラノ独唱らしいです。
アルバムのなかで一番クラシックに近いというか、室内楽のような雰囲気の曲。

5曲目 誰もが聴いたことがある有名な曲ですねぇー。ギターで弾いたらこうなるのね!ピッキングとストロークの使いわけが絶妙。

6曲目 寝ましょう。良い曲です。

7曲目 寝てるんじゃねーよこの奴隷が、働け! ってなわけです。この曲は、奴隷黒人の哀歌だそうですね。2曲目と少し似た雰囲気。
はやびきがヤバイ。どうやったらこんなん弾けるのってくらいはやい。

8曲目 美しい曲です。シラキュースというのは都市の名前だそうです。こんな美しい町があるのでしょうか。

9曲目 ジャズの曲としては有名な曲で、いろんなシンガーが歌ってるそうですが、ぜんぜん知りません。
メロディーも覚えやすいし、とっつきやすい良い曲ですね。

10曲目 これもみなさん御存じの曲ですね。ギターで弾いたらこうなるのね、その2です。

11曲目 この曲のフレーズもどこかで耳にしたことがあるという人が多いかと思いますね。
曲全体としてはこういう曲なんだ、知らなかった、という感じでしょうか。

12曲目 シンプリシタス。ゆったり始まり、展開部からの盛り上がりが凄くすき。カッコイイコード進行、リズミカル。

13曲目 子守唄 一体このアルバムで何度眠りに落ちればいいのでしょうか。つまらない眠りではなく、心地よい眠りです。

14曲目 ひと眠りして、体力回復したら、さあ踊りましょうね。アルバムの中では一番底抜けに明るい感じですかね。とにかく楽しい、そんな感じ。

15曲目 ブルー 憂鬱? 複雑に絡まりあう音の進行。

16曲目 さぁ出発~! ジャズの曲としても有名な曲みたいですが、知りませんね。楽しい列車の旅


全体的に、明るい曲と暗い曲が交互にきたりするのですが、すべてギター1本であるためか音圧に差が少ないので聴いていても疲れません。
それと、眠いと書いてる曲が数曲ありますが、クラシックのCDとかでつまんなくて眠いという感じではなく、
どれもメロディーがはっきりしているので、心が落ち着いて眠いという感じですかね。
ジャズって言われると少しとっつきにくい感じがするのですが、映画やミュージカルで使われてる曲の編曲が多いので、
どこかで聞いたことのある曲というのが多く、アルバムとしてのとっつきやすさもありますね。

プロフィール

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まっは
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性別:
男性
自己紹介:
Twitter:onsoku50

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