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まっはの音楽室

コンサートやライブの感想、 CDのレビューなんかをゆる~く書きます。

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SIBERIAN NEWSPAPER 2022.6.19

SIBERIAN NEWSPAPER
2022.6.19 @Spinning Mill

念願のSIBERIAN NEWSPAPER(シベリアン・ニュースペーパー)のライブに行ってきました!


シベリアン・ニュースペーパーを知ったのはたぶん2010年くらいと思います。
10年以上、ライブに行きたいと思っていたのに、なかなか行けず、CDを聴く日々でした。
2nd アルバム「COMICAL SALUTE」、3rd アルバム「HISTORIA SIBERIANA」、4th アルバム「0」
このあたりが自分としては非常にお気に入りのアルバムです。

今回のライブ会場は、大阪堺市のSpinning Mill(スピニング・ミル)という、明治時代の紡績工場を再利用した建物。
こんな感じ。


会場内


ライブのセットリストとしては、これまでのアルバムから
まんべんなく選曲されている感じで、
ベストアルバムがでたらこんな選曲と思う。

私がシベリアン・ニュースペーパーを知った間無しの頃によく聴いてた
「鳥が喋る言葉とは」も演奏されたので嬉しかったですね。


シベリアンの楽曲はボーカル無しのインストのみ。
だけど、インスト楽曲にありがちなとっつきにくさが無くて、
一度聴いたらもう一度聴きたくなるインパクトのあるメロディ、
飽きない曲展開、が魅力と思います。
激しく情熱的なイントロから美しいAメロがくる展開など、
これぞ『シベリアン・ニュースペーパー』っといった感じ。


ライブは休憩なしの1時間半程度、盛り上がりましたね。
ライブ後は、CDを一つ買って帰りました。




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ドリーマーズサーカス 2022.6.17

ドリーマーズサーカス 2022.6.17
@兵庫県立芸術文化センター

コンサート行くのいつ振りだろうか?
そしてライブレポートを書くのも超久しぶりですね。

ようやくコロナがましになってきまして、音楽界隈もにぎわってきています。
6~8月にかけて、5つくらいはライブ&コンサート行く予定です。

ドリーマーズサーカスの名は、数年前に光田さんが大阪のNHK文化センター(?)みたいなとこで、
公演を行ったときに、今気になっているミュージシャンとして挙げていたのを覚えています。

(この日のブログ:https://onsoku50live.blog.shinobi.jp/Entry/116/ )
(あれから4年も経っているんですね)

クロノクロスRD(リマスター版)では、ドリーマーズサーカスによる、クロノクロス楽曲のアレンジが収録されるなど話題となっていました。
(クロノクロスRD プレイ済です)

本当は東京での光田さんも来場される方に行こうかと考えていたのですが、
兵庫公演でも、テルミナと航海のアレンジも演奏していただけだので、自分としては満足でした!

---
プログラムのメインとしては、アンデルセン童話にインスピレーションを得た楽曲の演奏と、
同時に版画絵がスクリーンに映し出されるという演出で、
自分が今までで行ったことのあるコンサートもまた一味違って楽しめました。

3人の息のあった演奏、表現力の豊かさに圧倒されるコンサートでございました。


アイリッシュブズーキBoy2 サドル作成 作成編

さて、準備もそろいましたので、いよいよサドル作成に入ります。

大まかな手順としては、
①原本サドルの取り外し
②自作サドル厚みだし
③自作サドル上面削り
④弦溝切り

という感じです。このあたりについては、アコギのサドル作成についてもっと詳しく書かれている先人が大勢いるので、参考にしつつやっていきます。

①原本サドルの取り外し

なにはともあれ、現在ついているサドルを取り外さない事には何も始まりません。
サドルを取るためには、弦を取る必要がありますが、
ブズーキの弦は8本とアコギより多いので面倒だなぁ・・・ 
おまけに、このブズーキはボールエンド用のアタッチがついていて、
その穴を貫通させて弦を通しているので、
アコギみたいにブリッジピンを抜いて弦を抜いたり、
ループエンドモデルのブズーキように、弦を外す事もできません。
今回は交換弦も用意してないぞ・・・と。

このボールエンド用アタッチ外せるんじゃない?ネジで止めてるだけだよな。


というわけで、弦をできるだけ緩めて、このネジを外してみました。
弦を緩めても意外とテンションがかかっているので注意してくださいね。


ブズーキ内部からこの部分を撮影してみると、
どうやら下穴があけられてるようですね。画像はネジを外す前に撮ったので、
ネジは貫通してないです。


ネジは木ネジでしたので、付け外しを繰り返すとバカになる可能性があるので、
あまりこの方法はオススメできません。

さて、ようやく弦がはずれたので、サドルを外します。
サドルは楽器用ウエスをかましてペンチではさんで抜きます。

そしたらですね!
ええええええええええええ、ブリッジとれた!


ここ接着されていないんですか!!
まさかでした。焦りました。ブリッジの下にピンがでて、それで位置決めしているだけでした。
左側には、アンダーサドルピエゾの線が見えてます。
ブリッジとサドルが予想以上にしっかりはまっているようです。
この後、ブリッジをしっかり押さえて、サドルを取る事が出来ました。



②自作サドル厚みだし

買ってきたサドルの底面を平らにしたら、
若干厚いので、まずは薄くしていきます。
オリジナルサドルの厚みが2.5mm、ブリッジのサドル溝が2.47mm位でした。

ある程度薄くなって、少し嵌るようになったら、
ブリッジの溝深さを直尺で調べましょう。
約4mmですね。
サドルの下4mmの所に線を引いて、はめてみます。
どうやらちゃんと奥まで入ったようです。

サドルの下側半分だけをほんの少し薄くすると、溝の奥までちゃんと入ります。
おそらくブリッジ溝はエンドミルで加工しているので、若干の加工誤差が出るためでしょう。

今回はこの段階でしっかり嵌る状態まで薄くしましたが、
サドル上面を削る作業などをしているうちに薄くなってしまう可能性もあるので、
ギリギリハマらない厚み程度で先に次の工程に行った方が良いかも知れません。

③自作サドル上面削り
自作サドルと原本サドルを重ねて、型を取ります。
削る部分をマジックで塗ると分かりやすいかなと思ってやってみました。


荒削りでオリジナルとだいたい同じ形にできたら、オリジナルサドルの高さを計測して、目標値を算出します。

弦溝の底で高さを計測しようとしたのですが、弦溝が小さすぎて、あまり正確に計測できませんでした。そのため、複弦の弦と弦の間の高さを目安にすることにしました。
1コース6.88ミリ、2コース7.6ミリ, 3コース7.95ミリ、4コース7.95ミリでしたので、
自作サドルは、
1コース6.8ミリ、2コース7.5ミリ, 3コース7.6ミリ、4コース7.6ミリぐらいを目標にしました。

もともとは12フレット弦高で3コース、4コースをオリジナルサドル時より0.3ミリ下げたかったので、本来サドルはこの倍の0.6ミリ下げる必要があるのですが、すっかり忘れていました。

また上面の頂点も、前(ナット側)か後ろかもオリジナルをよく見てだいたい合わせます。

④弦溝切り
弦溝をマーキングします。
(弦溝は、サドルに対して直角に切ってしまったのですが、ブリッジにはめると、弦に対して若干斜めになります。今回は考慮するのを忘れていましたが、考慮したほうが良いでしょう。)



各溝、はじめは一番細いナットファイルを使って切り込みを入れた後、
溝幅に合わせたナットファイルで幅を広げます。


あとは仕上げ用ヤスリで弦溝もきれいにして完成です。




サドル自作結果、12フレット弦高の変化は
1コース 1.9 => 1.8ミリ
2コース 2.0 => 2.0ミリ
3コース 2.4 => 2.2ミリ
4コース 2.5 => 2.3ミリ

になりました。わずかな差ですが、
弾いてみると音質はかなり変わりました。

まず素材がオリジナルは牛骨(だと思われる)でしたが、
安価な素材になったことで立ち上がりが悪くなり、
弦高がさがったことによって、音の尖りが無くなりました。
狙い通り!

今までコードストロークを激しくすると若干うるさかったのですが、
それが少し収まり、聴き心地が良くなりました。
また、ピックに引っかかる感じもましになりました。
良いことずくめですね。 

初めてのサドル作成にしては大成功だったと思います。


アイリッシュブズーキBoy2 サドル作成 準備編

アイリッシュブズーキBoy2 サドル作成 準備編

さて、サドル作成なんかしたことないしなぁという事で、
まずは必要な道具をそろえねばなりません。

今回購入したものは、
・ノギス:
シンワ測定(Shinwa Sokutei) デジタルノギス 10cm 19974


・ナットファイル:
UO-CHIKYU(魚地球印精密ヤスリ) アコースティックギター用
ナットミゾヤスリ.012-.053ゲージ



です。
ノギスはもちろん、サドルの高さや厚み等を計測するのに使います。
ナットファイルは、サドルに一本一本の弦が収まる溝が掘られているのでそれを作るために使用します。

原本であるオリジナルサドルはこんな感じの溝になっております。

そのほかは、もともと持っていたものですが
・直尺
・平型の棒やすり
・紙やすり 3種類くらい
粗#240、中#800、仕上げ#2000 あたりがあればいいでしょう。

平型棒やすりは、サドルの上面に角度をつけたいときや、面を出したいときに使います。
棒やすり自体の目では荒い場合は、紙やすりをちぎって巻いて使えるので便利です。


仕上げ用のTAMIYAのフィニッシングペーパーはクラシックギターを弾くために爪を研ぐのにすごくいいですよ。この表面の謎の粉でピカピカになります。


準備編はここまで。作成編につづきます。

アイリッシュブズーキBoy2 サドル作成 経緯編

新型コロナウィルスの影響を受けている現在です。
さて、以前からブズーキの音がどうもカタすぎる、トガリ過ぎると思っていたのですが、
原因の一つとして、弦高がちょっと高めだなぁと思ったのです。
調べてみると、
1コース(アコギ1弦相当) 1.9ミリ 
2コース(アコギ2弦相当) 2.0ミリ
3コース(アコギ4弦相当) 2.4ミリ
4コース(アコギ5弦相当) 2.5ミリ
くらいでした。

アコースティックギターの標準的な弦高が、1弦2ミリ、6弦2.5 ミリ です。

これと比べると、ブズーキの弦高は、めちゃくちゃ高いわけではないですが、
4コース2.5ミリ というのはアコギの6弦と同じ高さですからやはりちょっと高い気がしますね。

ちなみに、私の持ってるフォルヒギターはフィンガーピッキングしやすいように弦高を低めにしてますが、それだと弦高は、
1弦 1.7ミリ、
2弦 2.0ミリ、
3弦 1.7ミリ
4弦 1.9ミリ
5弦 2.1ミリ
6弦 2.3ミリ

という感じです。 (2弦はちょっとおかしいな。計り方が悪いかも)

という分けで、ブズーキの弦高を下げようと思いました。
3,4コースを0.2~0.3ミリ下げて、
3コース 2.1~2.2ミリ、4コース2.2~2.3くらいにしてもらいましょう。

そう思い、楽器屋にもっていったのですがね、、、
コロナの影響でミュージシャンはみな暇してるんでしょうな。
ライブもないし、「そうだ今のうちに楽器の調整だ!」 ってことですかね・・・
調整がめっちゃ混んでいるらしく、2か月待ちといわれました。。。

ええ、そんな待てません。2か月預けるのはさすがに。
ですので、自作することにしました。

準備編へ続きます

プロフィール

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まっは
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性別:
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Twitter:onsoku50

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