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まっはの音楽室

コンサートやライブの感想、 CDのレビューなんかをゆる~く書きます。

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アイリッシュ女子(!?)の宴 2018.09.15 @holoholo

nabanaの皆さんと、関西組(西川さん、ケンケンさん、さいとうさん)による、
アイリッシュ女子(!?)の宴 なるライブが催されました。

nabanaさんは関東でもあまりライブをされている情報がなかったので、
この貴重な機会を逃してはならぬという思いで聴いて来ました。

ーー
前半関西組は、トラッド中心の演奏でした。

西川さん、ケンケンさん、さいとうさんで演奏するのは実は初めてとの事。
また、この日は奏者側唯一の男性であるケンケンも、女性を意識した(?)服装と、
女性らしい演奏を心がけたそうで…
でも気分がノッテくると男の演奏になってたらしいw
(ケンケンさんのバウロンがダントツでええなぁと思うこの頃。)

後半はnabana

オリジナル曲のセンスが抜群ですね。
キャッチーで覚えやすい旋律で、かといって冗長にならず聴きどころがある展開。
CDレビューブログを書いたつもりでいたけど書いてませんでした(^_^;)
書けたら書きます。

曲順あやふやですが、
・flowerfestival
・maypole
・月下美人
・窓辺-さんぽ
・雨のあと
途中、スウェディッシュの夏のワルツもありましたね。
ーー

持っているnabanaのCDを会場にもって行くのを忘れてしまし、サインを頂けなかった・・・
失態><

梅田さんが参加してるKOUCYAと3TolkerのCDを買って帰りました。



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光田康典さんが語る 音楽への想いと光田流作曲法

光田康典さんが語る 音楽への想いと光田流作曲法 @NHK文化センター梅田
2018.08.26
を受講してきました。(この日の光田さんの日記はこちら

光田さんが楽曲を製作する際、どのような事に重点を置き、どのようなプロセスで製作するのかという点についてのエッセンスをお話しいただけました。

【光田流3要素について】
音楽の3要素は、メロディ、ハーモニー、リズム だと一般的に言われている。
ここにさらに光田さん流の3要素として、
・フォーカス
・カラー
・エコノミー

がある。
フォーカスは、聴いてもらいたいポイントや、楽曲の構成など。
カラーは、曲の調や、音色(楽器)の組み合わせ、演奏方法やアーティキュレーション
エコノミーは、必要最低限の楽器の選定、最小限のフレーズやモチーフ。

カラーについての内容だったと思いますが、
楽器の組み合わせについて、具体例として、ラクガキ王国の楽曲を使って説明。
最初、少しゆったりとしたゲーム画面背景に対し音楽を付けるイメージで、柔らかい音色の楽器を主に使用していたが、
ゲーム開発の進行後、予想以上にキャラクターが躍動的であり、そちらに楽曲を合わせたほうが良いとなった。
曲は同じでも、楽器とアーティキュレーションを変える事で、カラーを変えることができ、
キャラクターに曲を当てる事が出来たという例のお話でした。

エコノミーについては、ゲーム機ハードが弱い時代は、同時発音数や扱える音色の制約を受けて、エコノミーせざるを得なかった。最近は、いくらでも容量を増やせる事もあり、いろんな楽器を使ってしまったり、いろんなフレーズを詰め込み過ぎたりしている場合が多いとの事。

【モチーフを使ってどう印象づけるか】
こちらについては、朗読屋の音源から同じモチーフを使った別楽曲の聴き比べを行いましたが、
ちょっと難しかったです。初めて聴く曲だったので、なかなかモチーフ部分が覚えられず・・・
五線譜か何かでモチーフ部分が明記されてたら分かりやすかったんだけどなぁ
今までも他の作品で同じモチーフがいろんな使われ方をしてる事は理解してるので問題なし。

【楽曲が先にあり、映像にあとから合わせる場合(曲先)】
・音楽が流れるシーン前後の内容をきっちり把握する事が大切
・セリフ、カット、カメラワーク等も考慮

実際に過去の作品から、ほんの少し曲が流れるタイミングが変わるだけで、
大きく伝えたい内容が変わる例をゼノサーガから紹介。

始めは映像と、セリフのみのシーン映像を流し、
各自どのタイミングで音楽を入れるべきか考える。
その後、BADとBESTの答え合わせ。

①シオンがネプリムと(夢の中で?)再会するシーン
背景がカラー→モノクロに転換するタイミングに音楽を当てがちであるが、それはBAD。
それが正しいケースもあるが、これはネプリムに対して曲を当てるべきケース。
シオンがネプリムを見たタイミングに音楽を当てるのが正解。

私もBADシーンに音楽を当てるのは、なんとなくシロウトっぽいなぁという事は分かったのですが、そういたる過程や意味を正しく把握するのはなかなか難しいですね。
背景が変わるタイミングだと、確かに背景音楽になってましたけど、
その後のタイミングになる事でネプリムに対する曲になり、
ネプリムの印象がより鮮明になったと思います。
違いによる効果が非常にわかりやすい例だったと思います。

②天の車 破壊指令シーン
天の車を破壊するよう指令されたキャラクター(MOMO)の心情描写としての音楽なので、
それに合うように。ゲーム中、シーンの変更があるが、キャラクターの心情は継続しているので、楽曲が続けて流れてもOK

③コスモス生存確認シーン
こちらは12年前のサタデープログラムでもお話しされた例です。
コスモスの生存がはっきりした段階で「Kokoro」が流れるようにするのがベスト。

【映像が先にあり、後から曲を製作する場合(絵先)】
映像が先といっても、実際には、台本や、絵コンテ、カット割り資料等の場合がほとんどだそうですが。
イナズマイレブンのプロモーションビデオの楽曲製作を例に説明。
資料から、全体の尺、キーとなるキャラクタのーのセリフや、構成展開を掴む。
今回の場合、途中に激しいシーンや、少し感傷的場面があるため、それらに沿った楽曲にする。
アニメ作品の場合はセリフが入るので、声の周波数帯域はできるだけ抑え、セリフが聴こえやすくしているそうです。

以上、ざっくり講演内容でした。

事前に質問募集がありましたので、「今はまっている楽器や、今後レコーディングにつかってみたい楽器を教えてください」という質問をいたしましたところ、
光田さん、ニッケルハルパにご興味があるそうですよ! 
全国のニッケルハルパ奏者に朗報ですねこれは。
(わたいも今からちょっと買って・・・・いやないなw)

影響を受けた作品を教えて下さいという、他の受講者からの質問では
「AKIRA」「アナム」「ドリーマーズサーカス」等の作品、ユニット名が挙がりました。

「AKIRA」ってあの芸能山城組のやつでしょうかねぇ?ケチャが出てくるやつ。
「アナム」はアヌーナの男性陣のみの別ユニットだそうです。こちらで調べたところ、綴りは「M'ANAM」ですね。はじめのMは発音しないのかな?

講演後はサイン会
途中、物販が売り切れた為、みなさん色んな物(スマホ、クリアファイル、PC)に書いてもらってる光景は面白かったですね。
私は持参したクロスのギターアレンジ譜に、
12年前にいただいたサインに並べて書いていただきました(^^)

ゼノギアス20周年記念コンサート The Begining and the End

ゼノギアス20周年記念コンサート The Begining and the End 
2018.04.07-08 @舞浜アンフィシアター

さて、今回、ゼノギアス20周年記念コンサートに行ってきたわけです。
2日間で昼夜と計4公演行われたわけですが、私は初日の夜公演に行ってきましたよ。

ソラリスシートという、記念オルゴール付きチケットにあたったわけですが、
席は前から5列目、のステージ左側でした。もう少し中央だったら最高だったのだがなぁ。
ずっと首をひねった状態になってしまって、首が痛いわ。

今回のコンサートで一番感動した場所から述べますと、
4曲目の「風のうまれる谷~遠い約束」です。はい、めちゃくちゃ序盤です!

演奏ステージの背面に、ゲーム映像も映し出されるようになってまして、
ゲーム中、遺跡から発掘された音響装置の前でフェイとシタンのかわす会話、

フェイ 「 ねえ、先生……この曲を聞いてると、ふしぎな感じがしてくるよ。
     なんだか、胸の奥の方がほっとあったかくなってくるような……。」
シタン 「 それはきっとあなたのなかで、この曲が好きだった、遠い昔のだれかが生きているからですよ……。」

の場面が流れました。
まさにその音響装置から放たれる光のように、会場の照明も照らされていて、
めちゃくちゃ美しい、『遠い約束』のピアノソロ。
今まさに自分もフェイやシタンと一緒にいるかのような疑似体験で、
映像と照明と音楽が完璧に合致した瞬間だったと思います。

その他の曲も全部、素晴らしかったです。
今回の演奏のためにアレンジされた部分もあって面白かったし、
何といってもANUNAのコーラスが生かされた曲は抜群でした!

ジョアンヌホッグも拝むことができましたし、
STARS OF TEARS とCREID版LAHANもアンコールで演奏されました。

そしてさらに最後は、光田さんがオルゴールを取り出し、
ステージ上の机に置いて奏でられる「遠い約束」でした。

前回の光田さんの活動20周年は、音楽メインでしたけど、
今回は音楽はもちろん、その他映像、演出を含め総合的なステージという意味で、
とても楽しめたと思います。

【ここからは考察】
パンフレットの光田さんインタビューの中に、ゼノギアスの音楽のテーマとして、
「宗教音楽」「民族音楽」「オーケストラサウンド」の3つがあると述べられています。
つまりゼノギアスの音楽は3つの側面があり、それらが1つとなって、ゲーム世界を表現している。

そして、今までリリースしたアレンジCDでは、
CREIDで「民族音楽」、MYTHで「オーケストラサウンド」の側面から、
そして今回のANUNAを起用したリバイバルディスクと、コンサートで「宗教音楽」
の側面からあらためてゼノギアスの音楽に光を当てて表現しなおした事になるのではないでしょうか?

ゼノギアスというゲームは表現する世界観や扱うテーマ、時代設定などが非常に幅広い為、
3つの要素を詰め込むことができたと思うのだけれど、
それをまた別の角度から再構築しているのだと思いました。

正直MYTHは僕のなかではいまひとつなアルバムという扱いでした。
クロノのアレンジCD等で、「単純にオーケストラアレンジするのはなんか違う」と光田さん自身もおっしゃっていたし、
CREIDがめちゃくちゃとんがっているアルバムなのに、MYTHは非常に無難なアレンジで面白みに欠けると思ってました。
でもこれには先に述べた意味がちゃんとあったのかもしれません。

3つの視点からアレンジしなおしたアルバムが出たということは、
今後ゼノギアスのアレンジは出ないという事も意味してるかもしれませんね。

コールタ セントパトリックスデーライブ@京都Field 2018.03.17

Irish PUB Fieldは京都のアイリッシュパブの中でも、
特にライブやセッションが頻繁に行われていて、
ミュージシャンにとって聖地的存在ではないかと思っている。

この度、メンバーが東京に移住することとなり、その彼も思い出のあるこの場所でライブを執り行えたのは、
非常に感慨深い。

2時間のライブをコールタ単独でやるというのは初めてではないだろうか。
活動初期の頃から演奏していた曲や、ケルトシットルケ収録曲、
アイリッシュからひとひねり加えたアレンジ曲など、
合わせて16曲はどれも思い出がある曲だ。

ライブの模様はYoutubeからご覧いただけるようです。
ご来場の皆様、Fieldスタッフの皆様ありがとうございました。

セットリスト

1st Stage
①Willie Coleman's-Courtown Harbour-The Handsome Young Maidens
②Down by the Sally Gardens
③Earl's Chair-Hunter's Purse-Road to Errogie
④Where is The Cat?-Eileen O'Riordan's-Kings Of Kerry
⑤お寝坊ポルカ(Jim Keefe's-Ballydesmond No.2-Ballyhoura Mountains)
⑥Old Tunes
⑦Farewell to whelley range-Cooley's-Red Haired Lass

2nd Stage
①L'Air Mignonne-Fox Hunter
②Rumpenisserne
③My Darling Asleep-I Ne'er Shall Wean Her-Billowing Waves
④Waiting for Federals
⑤Cavan Pothol-春よ来い
⑥Bygone days-Ivory Lady-Joe Banes Scotische
⑦Humors of Tulla-Christmas Eve-Saint Anne's

Encore
①John Egan's-John Ryan's
②朧月夜-Traveller-Macarthur Road

山Xeno世界

山Xeno世界

2018.03.03 @川口 ライブスペースキャバリーノ


ファルコムバンド、山染世界、RECIDの
3バンド対バン形式ゲーム音楽系イベントに行ってきました。


・ファルコムバンド
知らない曲ばかりだったけども、どの曲もかっこいいノリの良い感じでした。
1曲目はピアノとカホンという組み合わせで、ピアノジャックぽかったですね。
1曲目が一番好きだったかも。


・山染世界
架空のゲーム音楽を演奏するというコンセプトのバンドというのは噂に聞いていたのですが、
なんとそれだけではなく、
ステージのスクリーンに架空のゲーム画面が表示され、
ストーリー展開に合わせて曲を演奏していくという、
新しいエンターテインメントでした。
ピアノ、尺八、サックス、ドラムという構成も斬新ですけど、違和感がなく、
どの曲も聴きやすいキャッチ―なフレーズでした。

・RECID
ゼノギアスアレンジアルバム「CREID」の楽曲を演奏する為に結成されたバンド。
今日は、もちろんこれ目当てで来たわけですね。
結構な大所帯のバンドになってて、
パーカス、ドラム、ベース、ギター、ブズーキ、尺八、EWI(笛っぽい電子楽器)、バイオリン、ピアノ(シンセもあったらしい)、
メロディオン、女性コーラス3名という構成です。(何か抜けてたらスイマセン。。。。)

「MELKBA」
ハープとパイプスから始まる原曲ですが、どちらも今回の構成に無い楽器です。
おそらくシンセとEWIで再現されていたのだと思います。
途中からは妖しい女性コーラスも入り、独特な雰囲気を再現されてました。

「CREID」
シンプルで美しい曲。コーラスも完璧で、あやうく泣く所でしたね。
一番感動したと思います。

その他の曲ももちろん素晴らしかったです。
「二つの羽根」「メビウス」は、原曲の英語歌詞版、「Stars of Tears(Out take)」「Small two of pieces ~軋んだ欠片~」として演奏されました。(やっぱり原曲ファンが多いのかな?)

最後は「LAHAN」
手拍子とコーラスを観客のお客さんもぜひとのことでした。
先日行われた、Gloria Angelicus のコンサートでも演奏された当曲ですが、
そちらではコンサート会場という事もあり、なかなか思い切ってできなかったのですが、
今回はライブハウスという事でお酒も入ってるし、みなさん気を使わずに、手拍子とコーラスをやって楽しんでいたと思います。
やはりこういうのがあると、会場の一体感が増しますね!

CDまるごとコピーするというバンドは初めてでしたし、
これって演者のスケジュールや予算の問題で、公式では絶対できないイベントだと思う。
CDを聴いていると、これらの曲が生演奏で聴けたらどんなに良いかなぁと思う事があるのですが、
そんな思いを抱いている人達が大勢いて、さらに実現してくれた人達がいるのだなと思うと、
感動しかないですね。
ほんまに最高のライブでした。

プロフィール

HN:
まっは
HP:
性別:
男性
自己紹介:
Twitter:onsoku50

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